タイトル:GAFA next stage ガーファ・ネクストステージ
サブタイトル:四騎士+Xの次なる支配戦略
著者:スコット・ギャロウェイ (著) 渡会 圭子 (翻訳)
概要:
GAFAという言葉を定着させた『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』をパンデミックの時代にあわせてUPDATE。さ
らに+Xとして、いくつかの企業についても幅広く触れている。
次なる支配者は「赤い騎士」か?それとも「青い騎士」か?
所感:
GAFAという言葉を広げた前作。その続編。
2021年12月発行のため、すでに2年は経過してしまっているが、楽しく読むことができた。
「+X」はテスラのことかと思ったが、それだけではなかった。
マイクロソフトはじめ、10数の注目企業について、著者の意見が書かれている。
言い切っているのが快い。
赤と青の対比。これも面白い。色々な見方ができる。
こちらについては、もっと考察して欲しかった。
搾取される側とする側。弱者は搾取されるしかないのだろうか?
企業は大きくなればなるほど強くなる。強くなり過ぎてしまう。
パンデミックへの対策は正しかったのか?
巨大な力への対策は正しいのだろうか?
それを考えさせる1冊である。
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