はとバスをV字回復させた社長の習慣②

はとバス元社長 宮端清次著
発売日:2010/6/15のかなり前の本

倒産寸前だったはとバスをわずか1年で黒字に転換させた、
はとバス元社長 宮端清次さんの記した本。
まだまだよい言葉があったので引き続きパート2。

「某メーカーの調査によれば、そのメーカーの製品に対し不満・苦情を感じた人のうち、メーカーに直接不満をぶつけてくる人はわずか6.8%。残りの93.2%は、何も言わない代わりに、その会社の製品は使わなくなる」
これはアメリカのマーケティングの雑誌に書かれていたことです。
つまり、不満・苦情を訴えてきたひとりのお客様のかげには、その10倍の不満・苦情を持ったお客様がいるということです。しかも彼らは、そっといなくなるのです。

新人は、知識と技能は十分ではないけれど、一生懸命に取り組む、真面目に向き合うという点において、初心を忘れてしまったベテランに勝つことができるのです。

リーダーはろうそくのようなものです。周りを明るく照らすあめに、我が身を削らなければならないのです。
我が身を削ることによって、周りを明るく照らし、人の役に立つことができるかどうか。自らの後ろ姿を見せることによって、人を導くことができるかどうか。
これがリーダーに与えられた使命なのです。

「楽しい人生」を送りたいと、誰もが願うことでしょう。
しかし、人生はけっして「楽」なものではありません。
「楽ではない」人生を、「楽しく」するためにはどうすればいいか?
自らを律して、努力し、挑戦し、道を開いていく。これ以外に人生を「楽しく」する方法はない、と私は思います。

「かきくけこ人生」
か・・・感謝・感動
き・・・希望
く・・・苦労・訓練
け・・・健康
こ・・・貢献

「あいうえお」
あ・・・愛
い・・・命
う・・・運
え・・・縁
お・・・恩


失敗は恐れなくていいのです。恐れなければいけないのは、失敗から何も学び取らないことです。

まだまだ心に響く言葉は多く載ってます。是非、本書を手に取り、一読してください。

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