読み進んでいくと、冗談ばかりが続き、
何の本だったか、正直、迷ってしまった。
ただ読みやすく、あっという間に読み終わってしまった。
面白い本だということなのでしょう。
会話術の本ではなく、
会話とは何かを改めて考える本なのだと思う。
しかも堅苦しさが全くない状態で。
その中でも学ぶべきことはいくつかあった。
・相手はあなたに興味はない
・あなたも相手に興味はない
確かにその通りである。
それでも人は会話する。
・ツッコミは不要。ツッコミはマウンティングである。
・会話に結論はいらない
・会話のおもしろさは、仮設に仮設を重ねること
会話は楽しむもの。
ボケにはボケを重ねる。
会話とは、会って、話すこと。
話す「わたし」と「あなた」の間に、意味がないことでもいい、意味があることでもいい、「なにか」が「発見」され、「なにか」が「発生」する。その「なにか」こそ、人間の向こうにある「風景」であり、それを共に見たことが人生の記憶になる。だから人はあって話すのではないだろうか。
会って話すことが難しくなってしたった現状。
会話することへの欲求が高まった時代。
改めて会話するという普通のことを考えさせられました。
気軽に読める本です。
不真面目の中にも真実があるかと思います。
是非とも一読してみてください。
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