タイトル:DX CX SX
サブタイトル:挑戦するすべての企業に爆発的な成長をもたらす経営の思考法
著者:八子知礼 INDUSTRIAL-X
テーマ:
唯一生き残るのは、変化に適応して変化するものである
DX:Digital Transfomation
CX:Corporate Transfomation
SX:Socal Transfomation
事例:
i-BELT(アイベルト) オムロン
生産設備からIoT機器を通じて、1年間365日、数十項目にもおよぶデータを取得するシステム
異常が発生するかもしれない予知をいち早く捉えることができる
LANDLOG コマツが母体
建設データプラットフォーム
建設現場から得られるあらゆるデータを収集・蓄積し、課金制で提供
Tirematics(タイヤマティックス) ブリヂストン
タイヤの内圧や温度の情報をモニタリングし、異常を検知する
IoS-OP(インターネット・オブ・シップ・オープンプラットフォーム) ShipDC
日本郵船をはじめとする日本籍の船の巨大データベース
運行状況、到着予定をリアルタイムで取得できる
Vison S ソニー
アップルカー アップル
MBD/MBSE(モデルベースドデザイン/モデルベースドシステムズエンジニアリング)
開発に必要なデータがパッケージ化された状態で、クラウド経由で提供される
何十年もかかって築き上げた知見やノウハウをお金で買える
しかも請負することで、自社工場を持たなくても製造することが可能となる
FIELDシステム FANUC
iXacs(アイザックス) iSmart Tchnologies 旭鉄工
IoTデータのモニタリングサービス
高知県IoPプロジェクト IoP(Internet of Plants)
高知県が進めるデジタル農業
EBILAB 老舗食堂ゑびや
カメラとAIによる、来客予想システム
OMNI edge THK
ころがりを用いてガイドする仕組み
LMガイドを発展、製造業向けのIoTサービスを提供
FreeiD(フリード) DXYZ(ディクシーズ)
顔認証プラットフォーム
いろしまSANDBOX
所感:
DXの事例を知りたくて読みました。
事例集ではないため、事例は限られてしまいますが、
自分の知識を再確認することはできました。
DXを学びはじめる人にはいい本だと思います。
また、DXをさらに理解したい人にも、
復習を兼ねて見ていただくことができるかもしれません。
DXはものすごいスピードで進んでいます。
すぐに新しい情報が出てきます。
古い情報は上書きもされずに放置されてしまう気もします。
現状は、一つのリソースからではなく、
より多くのリソースから確かめていく必要がありそうです。
その一つに本書もなるかと思います。
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