デザイン思考とは、人の気持ち、心の動きからデザインする思考法。
デザイン思考は、イノベーションを起こすための思考法の一つであり、
本書では、著名な企業についても例も記載されているため、
イノベーションについても理解が進むことができた。
AIについても同様。AIは「ゲームが面白い」ということに気づけない。まさにその通りだと思った。
人は面白いと続けることもできるし、面白いもののためには努力もできる。
面白いは、人を動かしていく原動力にもなる。
面白いを理解できないAIは、「共感力」も「課題発見力」もない。
よってAIがデザイン思考を行うことはできない。
これからは、AIと共存していく時代になっていく。
だからこそ「共感」をもとに「課題と見つける力」、
すなわちデザイン思考が重要になってくる。
本書にはデザイン思考を実践しくための具体的なテクニックなどはあまり記載されていない。
デザイン思考というよりも、イノベーションの本のような気もする。ただこれは、自分が著者の真意を理解できていないだけなのかもしれない。
他のデザイン思考の本、イノベーションの本を読んでみることで、
本書のタイトルである「デザイン思考2.0」の真意を理解していきたい。
本書は、イノベーションもデザイン思考もすんなりと理解できる読みやすい本である。
次はこちらを読んでみたい。
破壊的イノベーションの起こし方
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